2012年5月 6日 (日)

懇親会

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(CSA理事で『コンピュータ将棋の進歩6 プロ棋士に並ぶ』の編著者の松原仁さんが乾杯の音頭を取った)

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(将棋プログラムを連続対戦させるサイトfloodgateを始めた金子知適さんと森脇大悟さんにコンピュータ将棋協会の貢献賞が授与された。
森脇さんは「floodgateを始めて4・5年ですが、私のモットーは『10年継続してやっと努力』でして、期待を込めての賞なのかなと理解しております。共同作業です。GPSはデザインや開発、デバックだけでなく最大のユーザです。表ではfloodgateで出ていますが、その裏では表と同じくらいの自己対戦をしています。
GPSは10年くらい参加していますが、5年くらい前は強豪と当たるのが目標で、対戦できなかったんです。年に1回、この大会で当たるかどうか。
GPSは決勝に進出できずにそれすらもかなわなかった。flood gateがある現在しかしらないと想像できないかもしれませんが、こうして日々1年間で何百局もできるのはありがたい。一人ではレーティングはできませんのでご愛用よろしくお願いいたします」と話した)
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(貢献賞を受賞した東京農工大学教授の小谷善行さん。これまで長きにわたりコンピュータ将棋に関する技術の発展に尽力。コンピュータ将棋協会の発足時から長年にわたり会長として発展に大きく寄与した。
「どのようにしてコンピュータ将棋協会のがスタートしたかをお話ししますが、さかのぼること1986年。イギリス人が将棋マシンを持ってきました。私の友人に超パズルマニアの芦ヶ原伸之さんがいまして、飯田橋にある彼のスタジオで日本のマシンと対戦させようということになりました。
それで当時最強といわれた森田将棋の森田和郎さんを連れてきて対戦させたらなんと負けてしまったんですが、見ていると楽しくてこうやって集まって対戦するのは面白いんじゃないかなということで、知り合いに連絡したのがコンピュータ将棋協会の始まりです。私がやったことというと、雪だるまのタネをちょっと入れただけです。あとは皆さんがやっていただいたので、今回の賞も皆さまのものかと思います」と小谷さん。
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(勝又清和六段。「3日間疲れました(笑)。3日通しで見たのは久々です。時代とともに見せ方も変わってきまして、今回はニコニコ動画さんに多大なご協力をいただきました。今日の大盤解説会では佐藤天彦さんのコンピュータの読みよりも早い頭の回転についていかないといけなかったのは大変でした(笑)。
二次予選から強かった。昔は形が悪いと悪い手と断言できたが、今回見ていて形が悪くても悪い手ともいえなくなってきたと感じた」)
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(佐藤天彦七段。「コンピュータは危険な手をやっていくのが面白い。開発者を知らん顔で指している。人間では怖いとか、教わっていないから指さないという手をバンバン指していくのが楽しいですね。
ソフトごとに個性がありました。その中でも人間的な指し手をするソフトがあった。善悪は分からないけれど、人間だからこうしたいという手があるのですが、コンピュータがそういう手を指して、ああ間違っていなかったんだと(笑)。こちらも勉強させていただきました」)
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(北島忠雄六段。「今日は保木さんや鶴岡さんのような伝説的な方にお会いできてよかったです。第2回電王戦の棋士代表については調整中です。多くの方が見ていてくださって楽しんでもらえるようにしたいと思います。よろしくお願いします」)
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(元アマ竜王の篠田正人さん。1・2日目にはニコニコ生放送で勝又六段の聞き手を務めた。「子どもを寝かした後の時間でfloodgateの棋譜並べたり激指と指したりしています。選手権を見ていて、コンピュータ将棋は本気を出せばもっと強いと思います。数年後には角1枚さらに強くなると思いますので来年も楽しみにしています」)

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2012年5月 5日 (土)

表彰式

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(滝沢武信・コンピュータ将棋協会会長。「大会をご覧いただき、非常にレベルの高い戦いが繰り広げられたことがお分かりいただけたかと思います。来年度以降も大会を実行していきますので応援よろしくお願いします」)
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(梶谷誠・電気通信大学長のあいさつ。「ゴールデンウイークの貴重な3日間をこんなに大勢の方にお集まりいただきお疲れ様でした。魅力的で楽しい大会であることの表れかと思います」)
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(渡辺誠・株式会社富士通宣伝部長のあいさつ「コンピュータ将棋選手権なので、コンピュータにお疲れ様と言いたいのですがどこにいるのでしょうかね(笑)。富士通はコンピュータを使ったイベントに協力しています。今回もたくさんの方が楽しんでいただいたことをうれしく思います」)
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(2回目の優勝を果たした Team GPS。金子さん(右)は「コンピュータが強さを決めるのには、だいたい1000局くらい指すんです。できればプロ棋士と1000局くらい指したいです(笑)。どうするのがいいのかいろいろ立場があるでしょうが、例えばプロ棋士がご自宅でコンピュータと指したものを保管していただいて、その棋譜を100年くらい封印しておいて、それを100年後に研究家が発掘して研究する。それは人類の文化に大きな役に立つのではないかなと研究家の一人として思います」と話した)
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(Puella αは準優勝)
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(昨年12位のツツカナは3位に大躍進。「本当に楽しい3日間でした。去年12位だったのですが、今年3位になり、気持ちの整理が…(笑)」)
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(昨年5位のponanza、今回は4位)
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(5位の習甦)
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(第20回など優勝4回の実績を持つ激指だが、3勝4敗で6位)
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(7位のYSS)
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(8位のBlunder)
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(新人プログラム(二回目以内の参加プログラム)の中ですぐれた成績を収めたSunfishが新人賞を受賞した)
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(選考委員会が革新性や面白さ、インパクトなどを総合的に考慮して選ぶ独創賞。今回受賞した人生送りバント失敗は、棋譜から自動的に解説記事を生成するシステムを作成し、ホームページで公開した)
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(佐藤天彦七段による講評。「世界コンピュータ将棋選手権は3年前も来ていて2回目です。当時もプロに近いレベルに来ていると感じました。そこから飛躍して会長の米長が負かされたことから、プロレベルに達しているといえるだろうという大会でした。圧倒的な力を持ったコンピュータがたくさん出て、どういう将棋を見せられるのかなと思っていました。同じ雰囲気の将棋はなく、個性のある将棋を見られ、見る側も非常に楽しめました」)

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第2回電王戦について

閉会式で米長邦雄・日本将棋連盟会長から「今回の世界コンピュータ将棋選手権の上位5チームが第2回電王戦のコンピュータ代表として出場する」旨の発表がありました。
すなわち、GPS将棋、Puella α、ツツカナ、ponanza、習甦がコンピュータ代表として第2回電王戦に出場いたします。
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(閉会式で電王戦について話す米長邦雄・日本将棋連盟会長)

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決勝終了

【6勝1敗】GPS将棋
【5勝2敗】Puella α
【4勝3敗】ツツカナ、ponanza
【3勝4敗】習甦、激指
【2勝5敗】YSS
【1勝6敗】Blunder

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最終戦の様子

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(ツツカナ)
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(Puella α)
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(YSS)
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GPS将棋優勝!!

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GPS将棋が6勝1敗の成績をあげ、2度目の優勝を決めました。


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▲GPS将棋-△ponanza戦

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(GPS将棋、ponanzaのどちらの開発者も険しい表情) 
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(GPS将棋が思い切った仕掛けから攻め込む)
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(ponanzaが投了すると、会場から激戦制したGPS将棋へ拍手が沸き起こった)
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(笑顔を見せる金子さん)

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7回戦進行中

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ponanza、逆転優勝なるか?

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運命の▲GPS将棋(5勝1敗)-△ponanza(4勝2敗)戦。
GPSは勝てば優勝。
ponanzaは勝てば▲ツツカナ(4勝2敗)-△Puella α(4勝2敗)戦の結果いかんで優勝の可能性。
そして局面は最初からテンションマックス。
この▲4四角は?!
場内からはどよめき。
「見たことないねえ」の声が上がりました。
以下は△4四同角▲2一飛成△4一角と進みました。

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▲ツツカナ(4勝2敗)-△Puella α(4勝2敗)戦は横歩取りから決戦に。

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(Puella α開発者の伊藤さん)

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決勝最終7回戦

▲GPS将棋(5勝1敗)-△ponanza(4勝2敗)
▲ツツカナ(4勝2敗)-△Puella α(4勝2敗)
▲激指(3勝3敗)-△習甦(2勝4敗)
▲Blunder(1勝5敗)-△YSS(1勝5敗)

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6回戦終了

GPS将棋(5勝1敗)●-○Puella α(4勝2敗)
ponanza(4勝2敗)●-○ツツカナ(4勝2敗)
激指(3勝3敗)○-●YSS(1勝5敗)
習甦(2勝4敗)●-○Blunder(1勝5敗)

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(モニターに映るGPS-Puella α戦を見つめる)

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(チームGPS)

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(勝又六段)

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「こんなこともあるんだねえ・・・」(勝又六段)
勝勢で優勝決定目前だったGPS将棋。
しかし相入玉から時間切れ。
劇的な幕切れに、場内はため息の後、大拍手。


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