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2011年5月 5日 (木)

セレモニー3

【講評】

Dsc_0128
(阿部健治郎四段)
「本大会を見て、終盤が強いというよりも、最終盤が強い印象を受けました。狭いところでの強さが発揮されますね。中盤は粘り強く、差を広げられないようにしていました。中盤と終盤の境目にまだムラがあるようにを感じました。序盤は下手だなと思いましたが、それについて飯田先生に聞いたのですが、「あえて定跡は使わない」とのことでした。上位者が定跡を使うと、その知識で負けてしまうことがありうるので、それを避けるためのものでした。そういう考え方は棋士としては、研究将棋とも言われているので参考にしたいと思います」
Dsc_0360
(勝又清和六段)
「二次予選で芝浦将棋を注目していました。今年は1手も定跡を指さなかったんです。定跡を使えなかった時代から見ているんですね。定跡が使えるようになった、辞書が使えるようになったという現在から、「使えない」から「使わない」というのは一つの進歩だと思います。初手▲7八飛を指した将棋がありましたが、プロ棋界でも2手目△3二飛があってもしかしたら、コンピュータが新しい手を生み出すかもしれません。全体の内容としては、自由に指していましたが、中終盤は粘り強くなりました。人間が戦略を立てないと厳しくなった印象があります。コンピュータが、いろんな技術を組み合わせて強くなっています。これからどうなるか楽しみで、ワクワク半分、怖さ半分でした」
Dsc_0374
(竹部さゆり女流三段)
「専門用語が多くて分からないことが多かったが、開発者の方の話を聞いて、楽しく見ることができた」
Dsc_0397_2
(中村真梨花女流二段)
「中盤以降、自分が考えない手が多く勉強になるなと思いました。これから切磋琢磨して強くなるのかなという時代だと感じます。将棋の師匠がコンピュータという時代も来るかもしれませんが、それも面白いと思います」

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