打ち上げパーティにて
(打ち上げのパーティで大会の感想を述べる日本将棋連盟理事の中川大輔七段。「時間がない中でも終盤戦で間違えないのは驚異の一言に尽きる。研究を深めてプロに勝てるものを作って欲しい。でも、それはできるだけ遅らせて欲しい(笑)」)
(「アマチュア二人が負けると思わず、昼休みのときにプレッシャーをかけてしまった(笑)。(コンピュータ将棋の)内容が怖くて、絶対に指さないことを決めました(笑)」と矢内理絵子女流名人)
(「以前は駒のただ捨てがあったりしたが、ここ2・3年でレベルが上がり、いつも感心して見るようになった」と安食総子女流初段)
(「この大会には初めて来たが、コンピュータ将棋の解説をしているのかなというくらい人間らしい指し手が多かった」と早水千紗女流二段)
(「半年くらい研究して弱点を突けば勝てると思うので、プログラマーの方は教えて欲しい(笑)。プロが出ることになれば、自分が頑張ろうと思う」と村山五段)
(「去年から変わったところは読みの深度を増したこと。平均で1手くらい深くなった。それが粘り強さにつながった。やったことが目に見えたのは収穫」と激指開発者の鶴岡慶雅さん)
(「まわりのプログラマに(棚瀬将棋の実力を)認めてもらったので、それは幸せだと思う。今回は自分でも驚くほど強かった。すごかったなと(笑)。来年は絶対優勝します」と棚瀬将棋開発者の棚瀬寧さん)
(また、ゴールデンウィークに来てしまいました(笑)。2年前に優勝したときは1敗、去年は2敗、そして今年は3敗で段々苦しくなってきたかなと。学習の方法を公開しなかった方が良かったなと後悔しています(笑)」とBonanza開発者の保木邦仁さん)
(「決勝リーグの8チームのうち5チームが学習を取り入れていた。(成績表を見て)評価関数より学習の方がいいのかなと思った」とYSS開発者の山下宏さん)
(Bonanzaには勝ったが、ほかの上位陣にはいいところまで行くけど負けてしまった。学習は形は崩れないので優秀なのかなと思った」と備後将棋開発者の恩本明典さん)
(「開発を始めて7年目。将棋倶楽部24をやり始めたのは2年目からだが、1年で400点上がって行き、昨年の2300~2400から2700近くまで行った。コンピュータは開発を続けていくと強くなる。積み重ねが大事で、あきらめずに明るくやっていけばいいと思う」と大槻将棋開発者の大槻和史さん)
(「Bonanzaに影響を受けた。去年に比べて格段に強くなった。山下さんのファミレスプログラミングをやってみて集中できた。北海道で清水上さんが小学生のころに記録を採ったことがあって、(激指に)敗れたのはショックだった」と奈良将棋開発者の奈良和文さん)
(二次予選が厳しく、決勝進出が目標だったので運がいいと思っていた。Bonanzaには勝てると思ったので残念。柿木将棋は終盤が弱いのが弱点。激指や棚瀬将棋にも中盤までは良かったので、終盤を強くできれば伸びる」と柿木将棋開発者の柿木義一さん)
(「中盤以降が完璧で、そういう勝負になると(勝つのは)厳しい。来年出られればリベンジを果たしたい」と清水上徹さん)
(「去年までの実感としては2010年までは大丈夫かなと思っていたが、急激に強くなっていた。機会があれば、また挑戦したい」と加藤さん)
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